ZIGOROuさんのOpenIDの記事を読んで、Net::OpenID::Consumerをインストールしようとしたのですが、Net::OpenID::ConsumerはCrypt::DHを使っていて、そのCrypt::DHはMath::BigInt::GMPを使った方が速度が早いらしいということで、早速Math::BigInt::GMPをインストールしようとしてみたところMacBook AirにはGMP(The GNU MP Bignum Library)が入ってないことが発覚。

ネットを検索したら、
yoshidasterさんの「 Mac OSXにNet::OpenID::Serverをインストール 」や 弾さんの「備忘録 - Intel Mac vs. GMP」や「gmp-4.2.2-core2」などがひっかかりました。

これらを試してみたのですが、どうもうまくインストールできません。
make checkも問題ないし、インストールもできるのですが、その後Math::BigInt::GMPのmake testでコケてしまいます。

なんでだろうなぁと思いながら、MacPortsのGMPのPortfile(インストール方法みたいなのを記述するもの)をみながら、下記のようにやってみたら無事インストールでき、Math::BigInt::GMPもインストールできました。
% tar jxvf gmp-4.2.2.tar.bz2
% cd gmp-4.2.2/
% env ABI=32 ./configure --enable-shared --enable-cxx
% make CFLAGS=-force_cpusubtype_ALL
% make check
% sudo make install
ちなみにABIや-force_cpusubtype_ALLの意味はまったくわかってませんw

弾さんのところにあるベンチマークプログラムを使ってみたところ、予想通りGMPの方が下記のように劇的に早いようです。
% ./bench.pl Calc 5000
Math::BigInt::Calc
elapsed: 7.43699407577515s
% ./bench.pl GMP 5000
Math::BigInt::GMP
elapsed: 0.535856962203979s